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インターンレポート

2017年04月14日

関西講座 第2期生 インターンシップレポート≪2日目≫

2日目は朝食後、朝早く宿泊場所の『グリーンベル仁多』を出発し、稲田神社へのインターンシップ成功祈願の後、最初の訪問先へと向かいました。

㈲松葉屋』さんは、奥出雲町で80年の歴史を持つお菓子屋さん。「噂の生どら」などで全国的にも有名です。この日は、関東から家族でIターンされた松本健二さんに、Iターンのきっかけ、実際のここでの暮らしなどについて伺いました。地方での生活の良い部分だけでなく、困りごとなどについても赤裸々に語っていただき、リアリティのあるお話を聞くことができました。

続いて、前日の交流会の会場にもなった『みんなの場所 まつ』で、この建物のオーナーでもある㈲咲楽の内田咲子さんから、この交流スペースの運営趣旨などとあわせて、地方で働き暮らすことの面白さや課題などについてお話いただきました。また、実質的に『まつ』の運営を担当しているスタッフの岩沢彩子さんにも、Iターン者としての暮らしや、活動の内容についてお聞きしました。

奥出雲町から移動し、雲南市へ。『阿用地区振興協議会』では会長の永瀬康典さんから協議会が取り組んでいる地域を持続するためのさまざまな活動について、ご紹介いただきました。協議会ではしまコトとの出逢いをきっかけに、平成28年度から外部人材交流の一環として「米づくり体験プログラム」もスタートし、関西講座1期生からも参加者がありました。今年もレクチャー後、協議会でつくられた健康増進体操「アヨさん体操」も、受講生の皆さんと体験しました。

続いての訪問先は今回の講座メンターである小倉健太郎さんの『合同会社宮内舎』と『三原牧場』でした。まずは『三原牧場』の牛舎を訪ね、三原綾子さんから事業の内容、地域企業とのつながり、畜産業の現状などについてお伺いしました。

隣接する『宮内舎』の耕作地を見学。ここで育てているのは自給用のお米。商品用のお米は地域の契約農家で収穫されるものを使用してるそうです。この日はお天気も良く、有志でDIYで造った展望台(眺めは最高でした)や、建築中の事務所建物なども見学させていただきました。

ランチはJR出雲大東駅構内にある『憩雲(いこう)』さんで、地元の有機食材などを使ったお弁当をいただきました。オーナーの小山望さんにもカフェオープンのいきさつなどをお話いただくことができました。

昼食後に訪れたのは『Café Someday』。関東からIターンされた田中学さん、デイヴィッド・ヘイムズさんのお二人に、自慢のコーヒーを頂きながら、お話を伺いました。家族で島根に移住されたお二人からは「日本の様々な地方を見てきたけれど、この町が一番」と思える理由や、グラフィックデザインなどのお仕事を、どのように地域の中で展開していくかといったローカルビジネスのコツなどについても教えていただきました。

インターンシップ2日間、最後の訪問先は『NPO法人おっちラボ』さんと、法人が運営する『三日市ラボ』でした。昔ながらの商店街にたたずむ空き家を改装した、開放感のあるスペースで、雲南市と連携しながらサスティナブルな地域づくりのために活動する法人のこと、そこから生まれてきた地域の変化などについて、小俣健三郎さんにお話を伺いました。

駆け足で、島根県東部の3エリア(松江、奥出雲、雲南)を巡るインターンシップとなりました。Uターンした方もIターンの方も、同じように地域に根差して、いきいきと活躍されている様子を五感で感じていただける2日間だったと思います。

受講生の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!

※受講生の希望により、一部画像を加工しております。

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