“移住”しなくても、
地域を学びたい!かかわりたい!
「地域や島根に貢献したいけど、すぐに移住はできないし、どうかかわればいいのかわからない」。
そんな風に思っている人に「しまコトアカデミー」はぴったりです。
先進的な地域づくりで知られる島根をフィールドに、地域を学び、
キーパーソンとつながって、自分のかかわり方=コトの起こし方を見つける連続講座。
島根県が人気雑誌「ソトコト」とコラボレーションして2012年に東京で開講しました。
そして関西、広島、島根県内へと広がり、2020年からはオンラインを利用しながら、全国どこからでも受講可能に。
これまでの卒業生たちが次々と各地でコトを起こし始めています。
何をやるかWhat?
01座学
いま島根でどんなことが起こっているのか、課題は何なのか。それを知るために最初の3回程度、都内または大阪市内で座学があります。ゲストは第一線で活躍したり、個性的な活動や暮らしをしている人。グループワークを通じて自分自身の問題意識も深掘りし、最終的に受講生一人ひとりが発表する「しまコトプラン」に向けて準備を進めていきます。
02インターンシップ
座学の後は、二泊三日で島根県内を訪れます。自分自身で行きたいところを選び、自由にツアーを組めるのが魅力です。現場で活動するキーパーソンに話を聞き、実際に活動を体験。その地域が直面する課題や価値、新しい可能性を体感し、しまコトプランへとつなげます。往復の交通費の助成制度もあります。(詳しくは当年度の募集要綱を確認ください)
03しまコトプラン発表
半年間の座学とインターンシップを通じて学び、感じたことを元に、一人ひとりが自分なりの島根や地域とのかかわり方をカタチにするのが「しまコトプラン」です。伴走者として助言してくれるメンター、受講生とともにグループワークを行い、内容をブラッシュアップ。最終回で発表します。このプランが卒業後の具体的な実践につながっていきます。
講座の流れLecture
- 募集開始
- 募集開始と同時にしまコトアカデミーHP内に応募フォームが立ち上がります。説明会やオープンセミナーに参加しながら、じっくり検討してください。
- 事前説明会
- 講座内容の説明に加えて、質疑応答や、講師、メンター、過去の受講生らによる「しまコト・トーク」 があります。終了後には、懇親会も用意します。
- オープンセミナー
- 事前説明会と同様に講座の説明とトークを行うほか、より身近に島根を感じていただけるよう、島根で活動するゲストからのプレゼンテーションもあります。
- 応募締め切り・選考
- 締め切り後、本事業の趣旨に基づき提出いただく情報を審査の上、選考します。選考結果については、すみやかに事務局からメールにてご連絡します。
- 講座(東京・大阪)
- 毎月1回、週末の午後に3時間程度、東京都内/大阪市内の会場で、島根の現状を学ぶ基礎レクチャーやグループワークがあります。3回を予定しています。
- インターンシップ
(島根各地) - 島根県内で2泊3日のインターンシップを行います。受講生が希望する地域を選択し、活動する担い手や住民の方に話を聞いたり、実際に活動を体験します。
- 講座(東京・大阪)
- インターンシップでの気付きを共有し、グループワークを通じて考えを深め、自分の「しまコトプラン」をブラッシュアップします。2回を予定しています。
- しまコトプラン発表
- 受講生一人ひとりがまとめた「しまコトプラン」を最終回でそれぞれ発表します。講師やメンターたちから個別にアドバイス、講評をもらうことができます。
しまコトの特徴Peculiarity
都市に住みながら受講できる
月1回程度、週末に開催するというペースですので、東京や大阪にいながら、負担なく受講することができます。また、二泊三日で実際に現地を訪れるインターンシップの機会も用意されています。
移住しなくてもOK!
「受講したからには島根に移住しなくては」と考える必要はありません。地域のことを知り、自分なりのかかわり方を見つけていただければ、それで十分です。もちろん移住していただいてもOKです。
メンターを見つける
しまコトには「メンター」がいます。ほぼ毎回講座に出席し、受講生にアドバイスし、応援してくれる心強い存在。島根で活躍するキーパーソンが務めており、直接話が聞けるのは貴重な経験になります。
仲間ができる
半年間の講座を通じて、受講生同士の一体感が高まり、良き仲間になっていきます。講座終了後もOBOGが自主的に「ヤクモ大学」というゆるいつながりの場をつくっており、応援しあっています。
- 島根県からのメッセージ
-
こんにちは。島根県しまね暮らし推進課です。県では、平成24年度からしまコトアカデミーを開催しており、多くの皆様に関心を持っていただいています。私たちが目指すのは島根県のファンを増やすこと。そして活動を応援すること。これからも、県・ふるさと島根定住財団・市町村・地域の方々と一丸となって皆様を応援していきます。
私たちと一緒に「しまねでコトおこし」してみませんか?
- ソトコト編集部からのメッセージ
- 2012年にはじまった「しまコト」。卒業する受講生のみなさんを見送るときに感じるのは、「島根について考えることは、自分の暮らし方の見直しや、生き方の振り返りにもつながる」ということ。島根でほんとうに豊かな生活を過ごす人たちに出会って、ローカルの楽しさを教えてもらう。受講生同士であれこれ話して、自分にちょうどいいソーシャルな働き方を考えてみる。東京にいながら、自分にとって特別な場所ができるうれしさ。そんな半年間を一緒に過ごしてみませんか?