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インターンレポート

2018年04月13日

東京講座 第6期 西部インターンシップレポート≪3日目≫

いよいよ、西部インターンシップも3日目となりました!!

最初の訪問先は、津和野町の『厨ファミリア』へ。

『厨ファミリア』は、地域の人達、高校生などたくさんの人達によって、手作りされて、今もなお、ゆるやかに変化しつづけている、地域のコミュニティカフェです。

この『厨ファミリア』を仲間たちと一緒に運営しながら、本業は魅力化コーディネーターとして、津和野町全体の教育について、様々な取り組みをされている、中村純二さんに、お話をお伺いしました。

『厨ファミリア』は、高校生の憩いの場として、高校生たちと一緒に古民家を改装して作られたまさに、手作りの場です。もともとは、高校生の場として作られたが、高校からの距離などもあり、高校生の活用は少なくなってきたそうです。

そんな中、地域の大人たちがこの場所が面白いといって、集まりはじめました。
今では、地域の飲食店のシェフが一日シェフをしてくれるランチや、夜、仲間同士で持ち回りで担当する夜カフェなど、様々な取り組みを行われています。

中村純二さんの言葉で印象に残ったのは、「未完成」という言葉です。
「厨ファミリア」は、常に「未完成」であることで、どんな人も関わることができる、どんな変化もできる、また失敗できる場所でもある、ということでした。

みんなが安心して失敗できる場所。それはとても素敵な場所だなと思いました。

厨ファミリアでお話を聞いたあとは、今、徐々に改装をはじめている隣接しているドミトリーもみせてもらいました。ここも、ゆっくりみんなで改装をしている途中だそうです。

この場所は、とても関わりしろが多い場所だなと思いました。

その後は、昔からあった病院を改装して作られた食の学び舎レストラン『糧』へ。

『糧』は、地域の自然や季節を感じながら、二十四節気十二候の暮らしから生まれた知恵や技を食を通して、学びを通して、自然と楽しめる場所として、生まれました。

『糧』では、野菜ビュッフェランチを頂きました。
たくさんのカラフルな野菜、この土地に根付いたお野菜や食材の数々に感動しました!!

『糧』には、しまコトOB生の原さん、仲田さんも来てくれて、受講生のみんなと一緒にランチを食べながら、色々お話をしてくれました。

美味しいランチを堪能したあと、デザートを食べながら、『糧』の運営をしている、あやさんにお話をお伺いしました。あやさんは、東京から家族で、津和野へIターンしてきたそうです。

東京でも、飲食店を営んでおり、津和野町へ来たときに、お野菜の美味しさに感動し、地域に根差しているお野菜の美味しさ、郷土料理などを伝えていきたいという想いから、『糧』の立ち上げにつながったそうです。

一緒に運営をしている大江さんも東京からのIターン。自分自身の体の不調が食生活によって、改善したことにより、食の大切さに気づき、糧を一緒に運営することになったとのことです。

様々な生き方、価値観を知ることができ、自分の生き方は、自分次第で変えられるんだなということを学びました。美味しいランチを頂き、心地よい心と身体が満たされる時間を過ごすことができました。

そして、最後の訪問先の「益田工房」へ。
「益田工房」は、益田市の同級生3人ではじめたデザイン事務所。

まず、開放感のある事務所とお洒落な空間にみんなびっくりしていました。

代表の洪さんは、現在、益田とオーストラリアの二拠点生活。家族がオーストラリアにいるということで、オーストラリアから、スカイプでお話をお伺いしました。

その後、洪さんと同級生で益田工房を一緒に立ち上げた、共同代表の桑原さんに、益田工房の仕事内容や立ち上げについて、お話してもらいました。

益田工房は、益田事務所、東京事務所、最近は松江事務所もでき、様々な地域で革新的なデザインを展開されています。また、仕事の幅も幅広く、今度新たにはじめられるアパレル事業のお話などもお話してもらいました。

地域にいながら、どんどん新しいことに挑戦し続ける「益田工房」。
場所にとらわれない、新しい働き方、生き方を学ぶことができました。

「益田工房」にて、受講生のみんなと振り返りワークを行いました。

受講生のみんなからは、自分らしく好きな仕事をして生きている人達に出会えた。
自分の軸をみつけることが必要など、様々な刺激をうけて、
自分自身をみつめなおす機会になったようでした。

最後は、萩、石見空港で記念撮影。

みんな、とても良い顔で、東京へと旅立っていきました。

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