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インターンレポート

2017年04月07日

東京講座 第5期生 隠岐インターンシップレポート≪3日目≫

東京講座 第5期生 2016年10月8日~10月10日の隠岐地域インターンシップ、3日目、最終日の様子をご紹介します。

最終日の朝。

最終日の朝について、受講生の齋ケ原さんがインターンシップの時の様子について教えてくれました。

「早朝6時に、『但馬屋』のおじいさんと共に漁に出かけました。小型の船に乗り、慣れた手つきで船を操作するおじいさん。私たちインターン生は船に乗ったことが無かった人が多く、海に落ちないように、しっかりと船にしがみついていました。そうこうしている間に、網が仕掛けてあるポイントに到着。慣れた手つきで網を引き揚げるおじいさん。網にはたくさんの魚がかかっていました。『但馬屋』さんの夕食、朝食で食べる新鮮な魚は、朝の漁で捕られたものでした」

2日目は、受講生の齋ケ原さん、前島さんは『みやざきサービス』へ宿泊。『みやざきサービス』は、都会からIターンしたお二人のご夫婦が営まれている民泊施設です。半農半漁で暮らし、味噌、醤油、納豆なども手作りされています。『みやざきサービス』さんに宿泊された、受講生の齋ケ原さんに宿泊した感想、『みやざきサービス』さんについてお話を伺いました。

「昔ながらの木造の建物で、内装も昔の日本の家の雰囲気が残っていました。みやざきさんご夫妻には、非常に親切に接して頂きました。朝食は、地元の素材を使ったもので、卵は朝採れた新鮮な卵で、どれもとても美味しかったです。
みやざきさんご夫妻と、お二人の赤ちゃんと私たちインターン生とで、食卓を囲んで朝食を頂きました」

「印象的だったのは2つ。一つめは、赤ちゃんが朝食のとき、一度も泣かず、ずっと微笑みかけてくれたことでした。
みやざきサービスさんは、冬はナマコの加工販売を行い、春から秋にかけてはお米を作られているとのこと。お米を作られているときには、海外からの研修生を受け入れることもあり、色んな人にあやして頂いているそうで、人に慣れているとのことでした。この頃から、海外の方々と接するという良い経験をしているので、将来が楽しみですね。そんな人懐っこい赤ちゃんが初めて泣いたのは、私たちが帰ろうとした時です。「帰らないで」という視線を感じました」

「印象に残ったことの2点目は、みやざきさんが農業の研修生を受け入れる理由です。みやざきさんは、農業の研修生からお金をもらっていないとそうです。なぜ、研修生を受け入れるのか、理由を聞いたところ、「食卓を囲んでいろんな国の話が聞けるのが楽しい。そのため。」ということでした。この発言には、衝撃を受けました。「なんでその仕事をやっているか?」という問いに「楽しいから」と言える、その楽しさはお金で買えない、そんな価値を得るために行っている、みやざきさんの仕事に対する姿勢を自分の今後の働き方の参考にしようと思いました」

齋ケ原さんは、『みやざきサービス』さんから、美味しい食事と楽しい時間、さらに今後の働き方についてのヒントを頂いたようです。

『但馬屋』チームは、巡の環の角さんのアテンドで、周辺散策。

早速、最後のワークがスタートしました。まずは、一人で各々の時間の中で思いを整理します。

3日間をとおしての学びから、今後の自分と地域のつながりを考えるふりかえりを行いました。自分と向き合う3日間。皆さん、それぞれに学びや収穫があったようです。
最後は、感動の振り返りとなりました。

隠岐インターンシップ、最後の食事は、隠岐牛。最高の牛肉をおかずに、ごはんが進みます。3日間の楽しかった思い出を語りながら、最後の食事を満喫しました。

出航前に、キンニャモニャポーズにて、記念撮影。3日間、お世話になった巡の環の角さん、大野さんともお別れです。海士町の案内、自分と向き合うワークなど、お二人とはいっぱいお話をして、多くのことを学ばせて頂きました。ありがとうございました。

フェリーに乗り込み、紙テープで、海士町の皆さんがお見送り。
温かい海士町の皆さんとの別れを惜しみながら、精一杯手を振りました。
海士町の皆様、本当にありがとうございました。

日常生活から離れ、自分と向き合った3日間の隠岐のインターンシップ。受講生の皆さんは、それぞれ自分の中に何かを見つけ、持ち帰られたようです。

受講生の皆さん、関係者のみなさま、本当にありがとうございました!

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